ダイアリー’13.2

フロントサスメンバー左リヤ取付部周辺をコツ
コツ叩いてみると、結構腐食が進んでいてパネ
ルが崩れ落ちて大きな穴が・・。

助手席下のフロア・リヤエンドのパネル
合わせ目付近が腐食して穴開いてます。

リヤのクロスメンバーパネル周辺のパネル
内部やパネル合わせ目にノックスｆドールを
塗布。

フロント　サス・メンバーリヤのボディ取付部
周辺が赤く腐食して、小さな穴が開いてます。

右リヤふぇんだー内部の室内側、サイドシ
ル部のゴムキャップ付近が腐食して鉄板が
無くなってます。

助手席サイドシル下側に穴が・・。

助手席側サイドシル下に所々穴が開いてます。
この辺は目に付く所なので穴をふさいでパテで
修正しておきました。

フロントフェンダー下のロアガーニッシュ内部の
ボディパネルは両サイド同じ様に腐食されてました。

フロントフェンダー下のサイドシル先端の
錆びたパネルをカットして、鉄板で成形して
パネル溶接して接続。

プロペラシャフトのステー取付部周辺の腐食した
パネルを除去して、固定用ナットを鉄板で補強。
その上でパネルを成形して塞ぎました。

昨年夏頃に、カプチーノを購入したので愛車点検依頼でご来店頂いた
車両。その時ボディが所々錆びが出ている事をお伝えしました。
特に助手席下のフロアリヤエンド部が穴が開いてしまっていたり、リヤ
フェンダー内の一部室内側パネルに穴が開いてしまっていました。
その他、フロントサスメンバーのリヤ側取付ボルト付近も塗装がブクブク
と浮き気味で錆が出ているな～っと。

各部の錆びて穴のあいた所を、予算が出来たので修理依頼でご来店。
再度、修理作業に際し各部を念入りに点検してみると、予想以上に錆び
の箇所が多い事が発覚。
フロントサスメンバーのリヤ取付部周辺はハンマーでコンコン叩いてみ
ると錆が取れて鉄板が無くなって穴が開いてしまうほど錆が進行してま
した。
結局その部分の穴から内部を確認すると、室内側の足元の鉄板も赤く
なっているので、フロアカーペットをめくってみると、フロアパネルの前後
合わせ部分は、合わせ目のシール材を取り除くとかなりの範囲で腐食
が・・・。

こちらもここまで広範囲で、部分部分で錆が進行してるとは思ってもいな
かったので、最初にお伝えしていたお見積りでは直しきれないので、状況
をお客様にお伝えして予算を余裕見て頂く事に・・。
更に作業を進めて行く中で、フロア下は以前にどこかでピッチングコート
が塗られていて解りづらかったのですが、フロアセンタートンネル付近も
一部ピッチングコートがブクブクとしてる箇所が有る事に気づき、ハンマー
で叩いて見るとこちらも鉄板は完全に腐食していて崩れ落ちて穴が・・・。
そこはミッションマウントの取付部やプロペラシャフトのセンターマウント
の取付部とパネルが強度アップの為に複数重ね合わせてある部分。パネ
ルの間に融雪剤などが入り込んで腐食したのかな？

でも強度上げる為に複数にパネルが設定さえれてる部分のパネルが腐っ
て強度無くなってれば、車両としては大変危険でもあるので、乗りかかった
船という事で、気が付いた所は一式鉄板貼って修正しておきました。

今回、レストアの様に完全に復元するのは予算が足りないので、見た目
は明らかに鉄板貼りましたと解る修正ですが、車両として強度を復元す
るという目的で、車両の下回りで普段は目に付かない部分でもあるしという
事で、ボディ補強の要領での作業としました。

そして、パネルの内部全般に、腐食が見られない部分はそのままキープ
出来る用に、ノックスドールをパネル内部や合わせ目等に一式塗布して
防錆対策も施し完了。

これで少しは貴重なカプチーノを延命出来たかな？

後日、お客様が他の作業依頼でご来店した際、走行中の感じがボディが
しっかりしたと喜んで頂けて何より。　パネルの合わせ目のあちこちが腐食
で開いてる状態で、ボディ剛性は確実に落ちてるのをしっかり元の様に接合
した分、剛性も回復したいう事ですね。良かった！！

2月×日　カプチーノのボディ錆びて穴が・・。

フロントサスメンバー右リヤ取付部周辺も叩くと
左程ではないが腐食されていました。