1月×日  カプチーノの車検に合わせてオイル滲み修理など。
左側のエンジンマウント。アウターのカラーが
下がりきって隙間が有りません。
分解ついでにタイミングベルトも強化品新品へ。
せっかく外したので、ついでにほこりも綺麗に
清掃しておきました。
カムホルダーハウジングを取り外すと、少し
パッキンは硬化してました。
エンジン内部のスラッジ汚れも少し多いかな?
燃料フィルターも交換しました。
取り外したフィルター内は年式・距離相応
の汚れ方でした。
超音波洗浄をしたインジェクター。
付属のパーツも新品に。
何年か前から車検等でご利用頂くお客様が、車検でご来店。

各部点検すると、カムホルダーパッキンが駄目なのかオイルが滲みはじ
めて汚れてました。お客様に説明すると一式作業して下さいという事に。
その他作業ついでにインジェクターの洗浄や、燃料フィルター交換などの
キャンペーン作業セットや、サスペンションのボールジョイントブーツがへ
たり切ってグリスが抜けきっている様なフロント回りのブーツ交換など作業
する事に。

カムホルダーパッキンの交換にあたり、いつもの様にタイミングベルト・
ウォーターポンプなど、ばらすついでのパーツも交換しました。
でも、作業するとカムシャフトのフロントオイルシールは交換歴が有る様
でした。お客様に確認した時は覚えていないようでしたが・・。
もしかしたら、その時にカムホルダーパッキンも一度交換していたのかな?
でも年数的にそろそろ2度目の交換が必要な時期なのかも?

考えてみれば11Rの初期型はもう20年。新車から10年たって、うちでも
10年前に交換している車両は交換して10年経ってる訳なので、2回目の
交換が必要になっても普通ですものね。月日が経つのは早いです〜。
皆さんも、一度交換してるからって安心して気にせずにいないで、これから
はいつ漏れ出してもおかしくない時期かも知れませんので、気にして点検
して下さいね。

ホースを外すと錆びかすだらけ。綺麗に清掃
して付け直しておきました。
スポーツ走行時滲まないか点検して下さいね!
一度よそで交換歴があったのか?カムのオイ
ルシールは一度交換されています。
デフマウントも完全に分断して切れてました。
この状態での激しいアクセルオン・オフは
デフを痛めたりもしてしまいます。
初めてご来店のお客様が、エンジンマウント交換の依頼でご来店。
普通車でジムカーナ競技に参加していたけれど、競技車を手放して次の
車両をどうするか1年待って決めようという事で、つなぎに練習用にカプ
チーノを買って一度ジムカーナの練習に行ったけれど、エンジンの動き
が大きくマウント駄目だろーなーって事でご来店となりました。

エンジンマウントの左側をタイヤハウスから覗いて点検すると、ゴムが
へたり切ってアウターのカラーが下がりきっています。これだけ下がって
いるとマウントのゴムと固定ボルトの台座のスチールが剥離してるかも?
この状態でジムカーナなどのスポーツ走行は、ジャダーが出たり最悪ミッ
ションなど痛めたりしやすかったりでNGですね。

強化のエンジンマウントに交換する作業でリフトアップしたついでに各部
目視点検すると、デフマウントも切れちゃってました。
また、クランクプーリーもダンパーゴムにひびが一杯で、いつ脱落しても
不思議でない状態。こちらもこのままジムカーナ走行は危険です!!
プーリーは先の練習走行で脱落しなくて良かったですね〜。

あとは、ターボの冷却水ホースからクーラントが滲んだ跡が・・。とりあえず
ホースバンド追加してみたけど滲みが止まらないようなので、ホースを一度
外してみると、パイプに錆びかすが一杯こびり付いていました。
綺麗に清掃してホースをつけ直しホースバンドを固定したら止まった様で
ホォッ。
さらに、ターボのオイルドレンホース付近がオイルで汚れていたので、ホース
を確認するとプラスチックの様にカッチカチ!ホースが劣化してるせいで
オイルパンの内圧上がるとパイプ接続部から吹いてるのか?
でも汚れの範囲が広すぎ他からもオイル滲みの可能性もあるので、ホース
交換して様子見てねと・・・。

エンジンマウントの交換依頼が、あちこち作業が増えちゃいましたけど、安心
してスポーツ走行するるにはメンテナンスしておかないと2次トラブルの原因
になったりしますので・・。
気を付けてジムカーナ楽しんで下さ〜い!!


エキゾースト側のカムホルダー裏にオイル
滲み汚れが・・。
1月××日  カプチーノのエンジンマウント交換などで・・。
センターの空気噴き出しルーバーが壊れたので
交換依頼。交換の為メータクラスタフードを外すと
埃だらけ。
ターボのドレンホースがプラスチックの様に
カチカチ。外そうとしたらボロボロ欠け落ちる
様に・・。
もしかしたら他からも漏れていたかも知れま
せん。走行したら確認して下さいね。
ダンパーゴムがヒビだらけのクランクプーリー。
とりあえずいつもの様にAZ1のダンパーレスに
交換しておきました。
エンジンマウント交換していると。ターボの
冷却水パイプにクーラント滲み跡があるの
を発見。
新品強化デフマウントを組み込みました。
デフケースも綺麗に清掃しておきました。
手前の古いマウントと奥の新品強化マウント。
古いマントはゴムが垂れさがってボルト位置が
随分と下がってしまってます。
フロントロアアームのジョイントブーツ。
グリスが抜けだしゴムの張りが有りません。
ブーツを外すと中にはグリスがほとんど
抜けて入っていませんでした。
このままですといずれジョントのボール部
が錆びてガタガタになって危険です!
綺麗に清掃して新しいグリスを入れてブーツ
を取付ます。
NEXT
U P
オイルエレメント周辺がオイルまみれ。
ジムカーナ場でオイル撒き散らしては回りの
人に大迷惑だし、エンジン壊しても・・。