タイミングベルトを交換したいと、11Rのカプチーノのお客様が初来店。
この車は、6万キロ位で一度交換歴があるのだが、13万キロ超えとなっ
て又そろそろ時期なのかな?という事でのご来店。

車を見ると、カムホルダーパッキンからもオイルが滲んで汚れています。
タイミングベルト交換と合わせて作業出来る部分を作業してという事なの
で、いつものようにエンジンフロント回りの作業をする事に・・。

タイミングベルトもメーカー指定は10万キロ交換だが、この方の様に、
マージン見て早めの5〜6万キロ時に交換してるケースが多いから
そろそろ2回目のタイミングベルト交換という時期になってるのかな?
皆さまも、カムホルダーのオイル滲みの点検で、汚れている様な方は
タイミングベルト交換に合わせてメンテナンスの計画して下さいね〜。

次は、21Rのカプチーノのお客様が中古車を購入して愛車点検でご
来店。一式点検するとエンジンのフロント部分からオイルパン周辺が
オイルでベトベト。あまりに汚れの範囲が広いので、その時は綺麗に
洗浄して、一応オイルレベルゲージのOリングを交換して様子を見る
事に。
後日、またオイル汚れが付きだしたという事で車を確認すると、クランク
フロントのオイルシールがダメみたい・・・。という事でシール交換しまし
た。その時、ラヂエターのアッパー部の淵がクーラントで濡れるという
ので、良く見ると・・。ラヂエターが腐食でアパーの合わせ部からクー
ラントがしみ出していました。
ラヂエターも交換となり、予定外の出費と・・・・。でも、これに気が付か
ずオーバーヒーでもさせてしまったらと考えれば、早めに対処出来て
良かったと・・。

月に一回はボンネット開けて、オイル滲み・クーラント滲み・ブレーキ
フルード滲み等変化ないか、年式の古い車になってしまったカプチーノ
は、先月大丈夫だったのに・・。先週大丈夫だったのに・・。と、突然変化
してオイルなど滲みだす事もありますので・・。
皆さまも日頃の点検しましょうね!
新しいウォーターポンプに交換して、カムオイル
シールなども新品に。
バックプレートの裏側の隙間埋めスポンジも
オイルでパリパリになってるので、新しく付け
変えました。
助手席背もたれ後ろのパネルが錆びて
穴が開いてます。
ラヂエターのアッパー部の淵にクーラントが
滲み出します。腐食で合わせ目が駄目に
なってます。
K6Aのクランクプーリー奥のオイルシール。
これが駄目でオイルが漏れていたみたい。
エンジン後方の下を覗くと、オイル汚れで
真っ黒&ベトベト。
こうなってるとカムホルダーパッキンが硬く
なってオイル滲みとなってるケースが多いです。
NEXT
U P
錆びたパネルをカットして、外側のボックスは
差簿を磨いて処理します。(この部分も部品が
すでに生産廃止なので)
内側になるパネル部分に防錆塗装を施して、
板を張り付け塞ぎます。
パネルを張り付け塞いだ部分を塗装しました。
錆びてる部分を開いてみると、以前の修理で
処理されたステン・パネルが張りつけてあって
めくれました。
中は、ボディパネルが錆びて崩れた残骸が・・。
張りつけたパネルと車体外から見た図。
これからシール材で合わせ目を塞いで、
ピッチングコートで塗装します。
燃料タンクやリヤ足回りなどが無いので、
ボディ底面一式をピッチングコート塗装して
防錆対策しておきました。
フロア下面も、一式ピッチングコートで・・。
綺麗になって、防錆処理ok!
2月××日  カプチーノのボディの錆修理しました。
タイミングベルと外して交換ついでに、
カムホルダーパッキン、ウォーターポンプ
カム・オイルシール、クランク・オイルシール
などこれから交換します。
タイミングベルトバックプレートもオイルが
飛散して汚れてます!

以前から、オールペイントやワイパー取付部の錆修理などで、ダイア
リーでご紹介させて頂いた事のあるお客様が、助手席後ろのパネルが
錆びで穴が開いてしまったのを修理したいとご来店。

この部分は何年か前にも、他の板金屋さんで、錆びで穴開いたのを
修理した事がすでにあるという事。また、錆が進行して、以前と同じ様
になってしまったようです。
錆びのパネルをいじると、以前に張りつけたパネルがめくれます。
その奥は錆で崩れ落ちたボディパネルの残骸が・・・。
以前は錆びたボディパネルの上にステンレスパネルを被せてパテで
処理していたようで、元々の錆びていたボディパネルの錆が広がって、
貼り付けしたステン・パネルの外側が錆びて穴いたという状態。
ボディパネルの錆びた部分をカットして、磨いて錆びが落とせる部分
は、磨いて防錆塗装をしてと、処理した後にパネルを貼り足して成形。
この部分の純正パネルが部品で出れば、それを大きさ合わせてカット
して使用すれば純正の様に復元しやすいのですが、もう部品が生産
廃止となっているようで、今回は普通の板金パネルを張り付けました。
純正の様に波状に成形するのは大変なので、お客様にも了解をもらっ
てフラットなままで貼り付けしました。

この作業で、燃料タンクも外すので燃料タンクに付くガソリンのゴムホ
ース類も一式新品に交換してリフレッシュ。デフマウント、サスペンション
アームのブッシュ類も外すついでにリフレッシュと・・。
そしてタンクなどリヤ回りの部品が無い所で、ボディ下側もピッチング
コート塗装で防錆処理と・・。お客様のご要望で一式リフレッシュしました。

また、これでな何年かは安心してカプチーノを楽しめるかな?

錆などは、ほっておくとどんどん進行しますので、発見したら早めに
対処しましょうね!

錆びを見つけたら、対処出来なくなる前にご相談下さ〜い。

2月×日  カプチーノのタイミングベルト交換他。