12月×日  アルトワークスのブレーキオーバーホールしました。
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U P
マスターシリンダーを外すと錆びとカスが
こびり付き・・・。
ケースを開けても折れた残りが見当たらない。
粘り気のあるデフオイルが付着してるので
結局内部を洗浄してみると、ピニオンの
奥に方からポロッと出て来ました。
良かった〜。
クラッチワイヤーも少し切れ始めてました。
強化クラッチ使ってるとワイヤーにも負担
かかるからしょうがないけど。
ちょうど良いタイミングでした。
降ろしたミッションのクラッチハウジング
を見るとインプットシャフトオイルシールが
駄目で、ミッションオイルが出ちゃってます。
マスターシリンダーのピストン部から
フルードが滲み出してます。
キャリパーのダストブーツをめくると錆びで
真赤!!
綺麗に清掃してピストン等交換してオー
バーホールしました。
日頃色々メンテナンスでご来店のお客様が、「クラッチが滑りだし
ちゃった」とご来店。

クラッチ交換作業開始でリフトアップすると、デフサイドのオイル
シールもオイル漏れしてますよって事で交換する事に。

まずはクラッチ交換でミッションを降ろすと・・・・。
あれ〜、インプットシャフトのオイルシールが駄目でミッションオイル
がクラッチに付いて滑ってるぞーって・・・。
結局ミッションケースも開けてインプットシャフトオイルシールも交換
が必要となり、予定より作業が大分増えたいました・・。

ミッションケースも綺麗に洗浄し、フライホイール側も洗浄して新品
クラッチをセットでクラッチ関係は終了。
そーそー、クラッチワイヤーやシフトコントロールマウントも合わせて
交換しておきました。

デフサイドのオイルシール交換の為、サイドフランジを取ろうとしたら
左側がめちゃくちゃ硬くて全然抜けません・・。やっと抜けたと思ったら
抜け止めのスナップリングが折れてるよ〜!!
結局折れたスナップリングがデフケースの中に残っていたらいけない
のでデフケースを降ろして蓋お開けて折れたスナップリングを取り出す
はめに・・。こちらもまたまた余計な作業が増えちゃいました・・・。
デフケース内を綺麗に洗浄して折れたスナップリングを探すとピニオン
シャフトの奥の方からころっと出て来ました。
あー良かった。

年数的にも各部品が古くなっているので、予想外の事も多々おこります。
安心して楽しむには、日頃のメンテナンスに色々な部分に注意が必要
ですね。
皆さんのお車は大丈夫ですか?

12月××日  カプチーノのクラッチ交換で・・。
HB21Sアルトワークスのお客様がご来店。ブレーキの効きがなんか
今一の様な気がすると・・。

車を点検するとマスターシリンダーからフルード滲みやフロントキャリ
パーに錆びが見られたり・・。
オーバーホール歴も無いようなのでオーバーホールする事に。

マスターシリンダーはアセンブリーで交換し、フロントキャリパーは
オーバーホールする事に。
アルトワークスのフロントキャリパーはアルミボディなので、あまり錆び
は見られませんが、この車はダストブーツが切れてる訳でもないけれど
右側のピストン部に水が侵入していたのか、結構錆びが出てました。

一式リフレッシュして作業完了。
ブレーキ関係は10数年経過した車両ですので、皆さんも気を使って
メンテナンスしてあげましょうね!

マスターシリンダーの下側がフルード滲み
でマスターバックの塗装が侵され錆びてます。
サイドフランジを抜き取ったら、スナップリ
ングが折れてるよ〜。
上が折れたスナップリングで下が新品。
折れた片側がケースの中に残っちゃた
のでケースを開ける事に・・・。
オイルシールを交換してミッションケース
も綺麗に洗浄して完成。
デフサイドオイルシールが駄目でデフオイルが
漏れてデフケースがベトベト。
ミッションケースを開けると、インプットシャフト
にオイルが回ってる跡が・・。