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12月××日  K6Aアルトのエンジンが・・・。
前回報告した、小野君のアルトのエンジンを分解すると、エキゾースト側の
バルブが全部ピストンとぶつかっており見事に曲がってました。
画像の様にバルブは曲がりにより隙間が出来、ぴったりと閉まらない状態。
これじゃコンプレッションも上がらないなー。
本人に確認すると、オーバーレブは特にさせていないという事で、
原因はタイミングチェーンの油圧テンショナーの作動不良でタイミング
チェーンの遊びが大きくなって、エンブレ時にバルタイが狂って接触した
見たい・・?
前回も報告した様に、8万キロも走ってるし、旧オーナーのオイル管理が
超悪いエンジンでエンジン内部のスラッジがひどいエンジンだったので、
セントラルが終わったらオーバーホールする予定だったのだが・・・。
K6AはタイミングチェーンなのでF6Aのベルトみたいに切れるという心配は
無いのだけれど、今回の様なトラブルの可能性が有るんだなーと・・。
皆さんも、そろそろかなり走りこんでるでしょうからご注意を!

解り易い様に、ポート側から光を当ててます。
バルブとシートの間から光が見えまーす・・。
12月×日  カプチーノのブレーキマスターが・・。
こちらも前回報告した、ピストン棚落ちでエンジンオーバーホールした
カプチーノが、丁度車検も切れてしまったので、車検も通してという事
で・・。
車を預かって来てエンジンを下ろす時、ブレーキマスターから液漏れ
してるなーってチェックしてたのだけど・・。
エンジンオーバーホールが終わってエンジンを載せ様として作業に
入ったら、マスターのリザーバータンクの中のフルードが半分以上
入ってたのに空っぽに・・?
エンジンオーバーホール作業してる間に無くなっちゃってるよー!?
外には漏れてる形跡も無いし・・。マスターシリンダーを取り外してみ
ると、マスターバックの中にフルードが溜まってるよー!
普通はマスターバックの負圧を保つためのシールが有るから、マス
ターシリンダーの液漏れは外ににじむのに・・。珍しい・・。
こんな状況にもなる事有るんだなーって。

皆さんもブレーキ関係は危険ですから、メンテナンスには十分気を
使って下さいね!
フルードが空っぽになった、マスターシリンダー
手前側に付いてるシールがマスターバックの
機密保つシール。
マスターバックは錆で・・。だいぶ前から
漏れてた様です。