まずはタイヤ交換に関して。
タイヤの山の残量は、まだ半分以上残っているのですが、製造年から
歳月がたち、ゴムが劣化してトレッド面やサイドウォールもヒビ割れして
るタイヤを交換しました。
ゴムの劣化でヒビ割れしてると、雨の日などヒビから水が侵入し、ゴムを
更に劣化させたり、内部のカーカスとゴムが剥離しやすくなったりと危険
な状況で、高速道路など長時間走行での発熱で最悪バーストなんて事
にも・・・。このようにゴムが劣化してるとグリップ性能も本来の性能か
ら程遠く、雨の日など事故につながりやすくもなります。
タイヤのサイド部には、製造年が記されておりますので、皆さんもキズ
の確認も含めて注意して見て下さいね!

そして、最近リクエストの多いカプチーノのサスブッシュ交換等の作業。
交換歴の無いノーマルショックの交換と合わせてリフレッシュ。
作業にかかるとこの車は、リヤのアライメントが見た目で解るほどトー
アウトになっていて、リヤタイヤは画像の様に思いきり内減りしていて
パターンが無くなっていました。
アライメントも一般的に使用している車でも1年に1回位狂ってないか
確認すると良いです。
特に、今回の様にサスブッシュの交換や足回りの交換をした場合、当
然交換作業時にはアライメント調整するのが常識ですが、使用過程で
ブッシュや足回りの初期の馴染みなどでアライメントがずれが生じます。
よって効率よく快適に車を生かす為には、初回のアライメント確認は早
めに一度行っておくのが理想です。ご参考まで。

ブッシュ類はいつもの様に各部へたりで変形や亀裂が入り、長い間の
お仕事ご苦労様でした状態。こうしたブッシュの状態ですと、走行中に
サスペンションアームの取付点が走行抵抗などの外力で勝手に動いて
しまう為、ちょっとした轍に取られて車がふらふらと安定しない状況と
なる訳です。カプチーノはダブルウィッシュボーンで、このブッシュが
たくさん設定されているので、リフレッシュしてあげると、本来はこんなに
真直ぐ走るんだって!皆さん喜んで頂いてます。
この辺リフレッシュまだの方は、是非ご検討下さいね!

あと、この車はエンジンマウントもデフマウントも、いつもの様にぺったん
こ&切れてましたので合わせて交換しました。
ゴム関係のマウント類は15年も仕事してれば、本当にご苦労様状態
です。

これで、またしばらくは楽しく走れるかな!
リヤ・トレブッシュはいつもの様にかなり
中心がずれてます。
綺麗に掃除してワックスかけてリフレッシュ。
フロントウィンド上部のウエザストリップを
これから外します。砂埃が凄い!
12月×日  カプチーノのサスブッシュ交換などメンテしました。
NEXT
U P
エンジンマウントはゴムがへたり切って
アウターにブッシュがくっ付いてます。
 
12月××日  カプチーノのウエザストリップ交換しました。 
タイヤのサイドにこのタイヤは3002と刻印が。
これは2002年30週目に生産されたという意味
です。
もう9年になろうとするタイヤ。ゴムが劣化しても
しょうがないです。
安全の為にも新しいタイヤに交換しましょうね!
デフマウントのフロントアーム側ブッシュは
完全に切れてました。
左の取り外したエンジンマウントと右の新品
エンジンマウントの取付ボルトのずれに注目。
左はゴムがへたってボルト位置が思い切り
下がってます。
タルガ部を外した室内リヤ部。泥を取り除き
CRCで綺麗に拭き掃除終了。
水漏れテストしていたらドアのビニール
が駄目で水がたれ落ち室内に回り込み・・。
ビニールも新しくつけ直しました。
シートベルトタワーを外したとこrろ。
永年の砂埃が泥となって溜まってます。
リヤガーニッシュを外したところ。
リヤガーニッシュを外したところ。砂埃が
固まってこびり付いてます。
この車もハイマウントストップランプの取付
部の左が折れてました。
タイヤのトレッドの溝の底にヒビわれが!!
タイヤサイドにも細かなヒビが入ってます。
タイヤのゴムが劣化してる状況。
カプチーノのルーフ回りのウエザストリップを交換しました。

この車両は、以前、左右ドアのウエザストリップは、サイドガラスの上
下の動きがウエザストリップの劣化で物凄く動きが遅くなっていて、
パワーウィンドのモーターに負担も多くなっていたのですでに交換
しました。
それで、ルーフ回りやルーフと接触となっているフロントガラス上部
やタルガ部フロント部、そしてルーフに付くウエザストリップを部品の
あるうちに一式交換しておきたいととのご依頼です。
また、作業の流れでリヤハイマウントストップランプが付くガーニッ
シュの淵ゴムがカチカチになって外れているので、それも交換してと
いう事です。(ガーニッシュ自体はオールペンした時交換したのか?
比較的綺麗なのでそのまま使用します。)

リヤのタルガを取り外す為に、室内の内装リヤ部を取り外すと、いつ
もの様に永年の砂埃の蓄積が・・・。ハンパありません。
めったにここまでばらす事も無いですから、せっかくなので綺麗に
いつもの様にお掃除しました。
また、リヤガーニッシュ部もこれまた同様すごい砂埃。こちらも綺麗に
掃除してワックスかけておきました。
こうした砂・泥の蓄積がボディの腐食原因の一つですからネ。

一式新品のゴム類を取付、洗車ついでに水漏れ確認すると・・。
左のルーフサイドのゴムとサイドガラスの一部に水がしみ出すと一部
ガラスに伝わって水が侵入。ルーフサイドのゴムがいけないのか?
再度部品を取り寄せ付け替えてみるも同じ・・・。ガラスの当りをどの
様に調整しても大きく改善出来ず悪戦苦闘・・。
年末作業終了ギリギリで年始の休みに様子を見てもらう事に・・。
ゴムの当りが出て、滲み改善したかな? 
また確認させて下さい。 
フロントロアアームリヤ側もかなりヒビが
入っていました。
リヤタイヤの内側が異常摩耗。
トーが明らかに思い切りアウトになってました。