3月××日 カプチーノのエンジンオイル漏れやクラッチ交換で・・。  
カプチーノのエンジン回りのオイル漏れ修理でお客様がご来店。
エンジンのオイルパン周辺はフロント部から全体的にオイルまみれです。
距離も結構走ってる車なので、お客様のご希望で水回りのホースも一式
交換もプラスで作業しました。
オイル漏れは、いつもの様にカムホルダーパッキンやカムシャフトフロント
側のオイルシールなどからオイルが滲んでいました。
水回りのホースを交換する際、お客様が「高速道路走ると水温計の針が
凄く下がっちゃうですよね」と言ってたのでサーモスタットが開きっぱなしで
すね。という事で、一緒にサーモスタットを交換する事に・・。サーモスタット
ケースを開くと案の定中間位置で開きっぱなしで固着してました。
オイル漏れ修理でタイミングベルトも勿論一緒に交換で、ウォーターポンプ
も交換予定でしたが、この車はオイルまみれのエンジンにウォ-ターポンプは
見た目綺麗な状態ですでに交換済みの様だったのでそのままで終了しました。
これでまたしばらく安心して走れるかな?

クラッチ交換依頼で作業開始したカプチーノがレリーズベアリングを固定する
ピンが折れていました。
これも依然何回かダイアリーで紹介した事があったけど、珍しいトラブル。
フォークを新しい物に交換して正規の状態に復活。
こちらもまたしばらく安心して走れるかな?

オイルパンは全体的にオイルまみれで
泥も混ざって大変な状態!!
右のナックル内側はドライブシャフトの
肩がナックルに接触して抜け止めとなって
た状態。
オイルシールが押し込まれてドライブシャ
フトの肩で擦られてシールの形態もなして
ません!
反対の左側。オイルシールの張りも無く
中のグリスは赤く錆まみれ・・。
右リヤのナックルとドライブシャフトの位置
関係はジョイントブーツがナックルと絶食し
てます。
左が外したピンの折れたフォーク。
右がこれからミッションケースに取り付ける
正規の新品フォーク。
レリーズベアリングをひっかけて固定
するピンが折れてます!。
サーモスタットが中間位置で開いたまま
固着してます。
これだと暖機も時間かかるしエコには
程遠い?!
右はナックルも新品に交換しベアリングを
圧入したところ。
一番手前に見えるサークリップを付け忘
れてハブを圧入してしまったのですね・・。
危ない!!
左はナックル再使用なので、綺麗に洗浄して
ベアリング&ハブを組み込みしました。
左は正規の状態で、ジョイントブーツと
ナックルは5MM位隙間が開いてます。
エキゾースト側のカムシャフトのオイル
シールからオイルがかなり漏れて飛散
してました!
3月×日  カプチーノのリヤハブベアリングのトラブル2件修理しました。
カプチーノのリヤハブベアリングのトラブル2件ありました。

1件は自分でリヤのブレーキパッドとローターを新品に交換しようとしたら
右側がどうしても取付出来ず、良く点検するとどーもハブが左に比べて飛び
出ているというのでご来店。
車をジャッキアップして見ると・・・。画像の様にドライブシャフトのナックルの
入り込みが右側はドライブシャフトのジョイントブーツが接触するほど入り込
んでいる!!なんで〜??
分解するとハブベアリングを固定するためのサークリップの取付不備でハブ
ベアリングがずれ抜けており、ドライブシャフトの肩がナックルに当って完全
には脱落しないですんでいた状態?超〜危ないです!!新車の時にこんな
ミスあり得ないので、どこかで一度ハブベアリング交換歴があって、その時の
作業ミスなんだろうな〜。お客様が中古で買ウ以前の・・・。タイヤ取れて事故
にならないで良かったね。

もう一台は、40キロ位からリヤから異音が出て、車速が上がると音も大きく
なるトラブル。試走するとリヤハブベアリングじゃないかな?って事で、分解
すると右のベアリングがゴロゴロの状態でした。
ドライブシャフト側のオイルシールは張りも無くなって水が結構侵入してる
様でベアリンググリスは真赤っかでした。
一応片側がそんな状態なら反対側も同じ様な状態なので、左右ベアリング&
ハブを交換してリフレッシュ。
これでまたしばらくは安心して走れるかな?

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