いつも車検等でご利用頂いているカプチーノのお客様がご来店。
前回、ステアリングラックにガタが出始めてますよとお伝えしていたので
今回は合わせてラックをオーバーホールの御依頼で預かりました。

預かった翌日、他の作業ですぐに作業出来ずに工場内に止めておいた
車両のタイヤに目をやると、フロント右のタイヤが大分たわんでいて
エアー圧が少ないな〜って・・。何か刺さってパンクかな?って思い、先に
点検してみるも何も刺さって無さそう?一応エアーを入れておこうと空気を
入れて・・・・。
すると、バルブのゴムが劣化で切れかかってエア漏れしてました!!
純正ホイールで新車時からバルブも交換した事が無いんだろうな〜。
バルブも走行中は加・減速で遠心力の変動で振られてるから、ゴムが
劣化で切れだしたのですね。これが切れたら一瞬でエアーは抜けちゃう
ので、ここまで無事これたので、ある意味良かったとも・・・。
こんなささいな部品ですけど、タイヤ組み替える時とかは交換歴が無そう
なら一緒に交換お薦めです。

後は、ウォッシャータンクも例によってカピカピ君で今にも割れて穴空き
そうなので新品に交換しました。勿論タンク下は掃除しておきましたので・・。

カプチーノも本当に旧車の域の車ですので、車検以外でも各部を日ごろ
から注意点検して乗りましょうね!様相もしない様なトラブルが起きる事も
ありますから・・。

ミッションも降ろしたついでに綺麗に洗浄。
クラッチも合わせて新品にしてきました。
この車は4WDでミッションマウントのリヤ側が
定番の様に切れてましたので、こちらも交換しました。
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U P
1月××日 アルトワークスのエンジンがオーバーヒートで・・。  
エキマニを外すとポートは水浸し・・・・。
タイロッドエンドのブーツもヒビ割れで今にも
切れそうなタイミング。
ウォッシャータンクを取り出したところ。
いつもの様に枯葉のゴミが・・・。
これが錆の誘発にもなりうるので、やっぱり
ボディ各部は常に綺麗に保ちましょう!
昨年末ギリギリにメールで問い合わせが・・。
「ダイアリーの’09.6月のカプチーノのオーバーヒートでエンジン交換した
作業はいくら位かかるのでしょうか?」と・・・。
年末ギリギリでやり取りすると、首都高速を走っていたらオーバーヒート
を起こして、あわてて高速を降りてエンジンを止めたらそれっきり作動し
無くなって、プラグを抜いたらシリンダーにクーラントが回った状態で・・。
ダイアリーのカプチーノと同じ様な状況で・・。という事。
結局、年明けて部品屋さんが始まってからリビルトエンジンの納期等確認
して作業開始となりました。

トラックで車を引き揚げて来てエンジンを降ろすと、シリンダー内にも水が
回っており、まさに以前のカプチーノと同じ様な状況。
何が原因でオーバーヒートしたのかな?一応、リビルトエンジンに補器類を
移動する際に色々確認出来る部分は確認しながら部品を移動。すると、1点
クランクプーリーがきちんとキー溝に合っていないで、15度位ずれたまま
取付されていました。お客様に確認すると昨年3月に御自分でタイミングベ
ルトを交換したとの事。するとその時の作業ミス?その時タイミングもきちんと
調整したとの事なので、思いっきりタイミングがずれてたという事か・・。
それが原因っぽいかな?

まー、今回はせっかくエンジンをリフレッシュするのでその他も出来る範囲で
合わせてリフレッシュしたので、しばらくは安心かな?
ラックは錆等でガタが・・。
一式オーバーホールしました。
エアバルブの付け根付近に亀裂が入って
エアー漏れしてます。
1月×日  カプチーノの車検で入庫の車両が・・。
リビルト専門メーカーから送られてきた
綺麗なエンジン。
エンジンに付くサーモスタットケース。
そこにゴムホースを取りつけるためのパイプ
が錆びてパイプが崩れてます。
今後水漏れしても屋なので新品に・・・。
ブーツが切れていたので水が侵入しており
タイロッドのジョイントにガタが出てます。
エンジンを降ろしている時ラックブーツが
切れてるぞ〜って。アルトはエンジン降りてる
時に作業する方が楽ちんなので合わせてオー
バーホールする事に。