カプチーノの色々な作業がありました。

まずは、サスペンションアームの先端のジョイントブーツ交換。
最近は年数的にどの車両も同じ様な状態が多く見受けられますが、
ボールジョイントのゴムブーツがヒビだらけで、今にも切れそうな物や
シール部がへたって中のグリスが抜けきっている様な状態。
画像の車もフロントロアアームのジョイントは切れてはいませでした
がシール部がへたっていて中のグリスは抜けきってました。
ジョイント自体にはまだガタは出ていないのでブーツのみの交換で
済みました。
こうした状態でほっておくとジョイント自体にもガタが出てしまい、危険
無状態に!!しかもジョイント本体の交換が必要になってしまいます
と出費もかさみますから。アッパーアームとかだとアームASSYで
交換が必要になっちゃいますからね・・!ご注意を。

次は21Rのお客様が最近エンジンから異音がするとご来店。
点検すると、ファンベルトのテンショナーベアリングからの異音が・・。
最近何回か同じ様な事例をアップしていますが、距離的にも同じ様な
事がみんなに出始めているのかな?
そしてお客様がついでにブレーキ回りもオーバーホールしておいてと
追加依頼があったのですが、リフトで上げて下回りを点検するとデフ
のフロント部のオイルシールからデフオイルが滲み出て周辺がオイル
まみれに・・。
オイルシールを交換して周辺を綺麗に洗浄しておきました。

これでしばらく安心して楽しんでもらえるかな?

12月××日 ViViOのシフトリンケージブッシュ交換しました。  
シフトレバーの支点部分を分解すると、
泥水?と錆で凄い事に!!
ラリー車のViViOに乗るお客様が雪道走行を楽しむため、メンテナンス
でご来店。元々は駆動系から時々異音がするという事でご来店された
のですが、一緒に同乗して確認するも全く異音が出ない・・。
話からすると、距離も10万キロ以上走っているしで、音の聞こえる方向
などからトランスファーからの異音なのかな?とも思われるが・・・。
試運転を繰り返しても音が出ないので、結局もう少し様子を見てみると
いう事で・・。
でも、試運転した時にシフトレバーの遊びが物凄く多く、シフトが入っ
ていてもグラグラに動いてしまうほど・・。
結局せっかく来店したので、その辺の修理する事に。

シフトリンケージの各部を点検するとジョイント部のプラスチックカラー
が摩耗してほとんど無い状態に摩耗していたり、シフトレバーの支点に
なってる部分は泥水が侵入して錆などでブッシュカラーは摩耗してる
しで、長年のダート走行や雪道走行の影響か?凄い事になってました。

一式部品を交換して作業終了。シフトフィーリングも遊びが最小限に
戻って操作しやすくなりました。 

気をつけて雪道走行楽しんで下さ〜い!!
ロアアームジョイントのエンドブーツ。
ゴムの張りが無くなってグリスがはみ出ていて
汚れてます。
ベルトとテンショナーベアリング。
エアコン側のテンショナーベアリングはまだ
大丈夫でしたがベルトも合わせて一式交換
しておきました。
フランジを外してオイルシールを交換しました。
デフのフロント部のシールからオイルが漏れて、
プロペラシャフトの回転で周辺にオイルが飛散して
ベトベトです。
上の画像がそのブーツを外したところ。
グリスがほとんど入ってません。
下が新しいグリスを入れて、ブーツを取りつけます。
シフトのジョイント部のカラーの耳が
無くなってしまってました。
NEXT
シフトレバーの支点部。
こちらも中身のブッシュを交換し、ダストブーツ
も新しくして復活!
ミッション付近のジョイント部。
カラーやジョイントを新品に交換して復活!
ミッション側のこの字のジョイント金具の
ナットが本来溶接で固定となってるのに
錆で溶接が取れてしまい、その分ネジが
締まってるのにガタが大きく出てました。
U P
12月×日  カプチーノの作業色々ありました。