カプチーノのさまざまな作業がありました。
まずはエンジンオーバーホール。前から常連のお客様が、まだまだ
大切にカプチーノを楽しみたいという事で9万キロ弱のエンジンをオー
バーホールしてリフレッシュし、それに合わせてF100キットを装着し
たり、スポーツ触媒に変更したりとバージョンアップも合わせて作業
依頼です。へたったエンジンにスポーツタービン付けても今一不安だ
ものね・・。エンジンを降ろすと冷却水が滲んでた跡が・・。タイミング
良かったね。その他ロッカーアームが摩耗気味だったり・・。バラして
みると予想外の発見も!勿論新品部品に交換しておきました。
エンジン十分に慣らしして、末永く楽しんで下さいね!

次は、車検に合わせてLSDオーバーホールとブレーキローターが減っ
てるので交換依頼。LSDはクスコのRSでオーバーホールキットを使っ
て基準値にイニシャルをセット。さてローターを交換しようとしたら、フロ
ントハブがガタガタ!!ベアリングが駄目になってるよ〜。その上右側
はかなりのガタで、ハブだけ変えてガタ消えるかな?って位で・・。
一応ハブASSYを変えてみると・・。やっぱり消えません。ナックル側も
摩耗変形してる・・。スペアにあったナックルを付けて、新品ハブASSY
を付けるとやっとガタが無くなりました。ホッ。
ハブにガタが出るとブレーキング時ブレーキペダルに返りが伝わったり
します。そうなったらハブのガタ確認して見ましょうね!

お次は、以前車検の時にステアリングラックがガタ出てますよ。って伝え
ていたお客様のラックオーバーホール。ばらすと結構錆も出てました。
あと、この車はラヂエターキャップもゴムがもう危ないよ!という事で
キャップも新しく交換。 ささいな部品だけど、オーバーヒートの原因にも
なるうるからね!。これでしばらく安心かな?
ステアリングラックを分解し始めると・・。
タイロッドも結構錆びてます!!ガタがあっても
ある意味しょうがない状況とも・・。
結局ナックル側も駄目でそっくり交換に・・。
新品ローターも組み付けて完成。
ラヂエターキャップのゴムがヘロヘロです!!
これじゃ圧力保持出来ないのでは?
オーバーヒートしちゃうよ〜。
新品との違い解るでしょ?
ブレーキローターを交換しようと作業する際、
ハブのガタを確認するとガタガタだよう〜!!
クスコRSをバラしてプレート類を組み直し
イニシャル調整中。
エンジンに補器類を一式装着して、これから
車体に載せます。
エキゾースト側のロッカーアームのカム
シャフト当り面が結構な段付き摩耗してます・・。
でもカム側は測定しても特に問題無し・・なんで?
クスコのピロアッパー。
エンジンを降ろしてみると、ブロックの冷却水の
入り口の所からクーラントの漏れた跡が・・。。
リヤは別タンク式倒立。
(フロントも倒立です)
勿論前後20段減衰調整式です。
10月××日 ミラL700のオーリンズベースショック製作しました。 
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U P
ミラL700でジムカーナやサーキット走行を楽しんでいらっしゃるお客様が、
それまで使用していた車高調整式ショックもだいぶ使用してへたって来た
ので、オーリンズで製作したダンパーを使ってみたいという事で、新規製作
しました。

フロント・ピロアッパーなどもそれまで使用していた物も、まだガタは出てい
ない様だけど、この際合わせて新品パーツでという事で、クスコのピロアッ
パーを使用してセットしました。
旧ショックはフロントキャンバーが3度位ついてたので、それと同じようにと
いう事で、新規製作のダンパーもナックル取付位置のネジ穴を角度が付く
様にずらした位置にセットして製作しました。

リヤは別タンク式で製作。Dスポーツのアダプター使用前提で長さ調整して
製作しました。

さて、効果の程は・・・?レポートお待ちしてま〜す。

今回製作にあたって、ノーマルショックも預かって寸法取りしてますので、
いろんなご要望に対応したスペシャルダンパーの制作が出来ます。
興味のある方はお問い合わせ下さい。
オーリンズベースの特注ショック。
キャンバーが付くよう取付穴位置を
調整して製作。
ヘッド面も研磨済みで歪み修正してます。
勿論バルブ回りも修正済み。
これにメタルヘッドガスケットで圧縮調整して
F100キットを生かせる様にセット。
ブロック面を研磨して歪みを修正。
新品ピストン組み込み済みの図。。
カムのオイルシール付近からオイル汚れが・・。
シール類もそろそろ交換時期だった様で・・。
10月×日  カプチーノのエンジンオーバーホール他、色々なメンテしました。