7月××日  カプチーノのウオッシャータンクが・・・・。  
ここのところ、カプチーノのウオッシャータンクが劣化して破損している
車両が目立ちます。

カプチーノのウオッシャータンクはふたの部分が割れてしまっていたり
する車両が多いですが、ここのところはタンク本体もプラスチックが劣化
してカサカサになって、ちょっと押したりすると穴が開いてしまうほどの
物が続きました。

穴が開いてしまって、ウインドウが汚れてウオッシャーを使いたい時に
空っぽで出ないなんて事になると、走行も危険ですから皆様も気をつけて
下さいね!

余談ですが、ウオッシャータンクの下って落ち葉などが、どの車も結構
溜まってます。ボディの腐食などにもこうしたゴミは良くありませんので、
たまにはタンク下を掃除しましょうね!
タンクのプラスチックが劣化してカピカピになった
部分を押したら大穴が・・。
タンクを外すと落ち葉や泥が・・。たまにはここも
掃除しましょうね。
中心部と外周部の間にあるゴムのダンパー部が
ダンパーゴムの劣化で完全に外周部が脱落。
脱落した外周部がタイミングベルトを押して、
タイミングがずれてしまい、エンジンを壊してしまい
ました。  残念。
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U P
7月×日  カプチーノのクランクプーリーが・・・・。 
カプチーノのお客様が、走行中に突然エンジンがストールして
止まったっきりエンジンがかからなくなってしまったとお電話が・・。

状況を聞いてみると、「なんだかフロントの下の方からプラスチック
がこすれるような音がしてるなーって思っていたら、エンジンの力が
無くなった様に回転がストールして、惰性で道路脇のスペースに
車を止めてみると、その後はセルを回してもエンジンがかからない」
とのこと。

クランクプーリーを見て下さいと伝えると、ファンベルトもちゃんと
かかっているし問題なさそうという事。2人でいるという事なので、
セルを回してもらってクランクプーリーがきちんと綺麗に回転するか
を見て・・。と伝えると、電話の向こうから「ゆらゆらブレる様に回転
してる・・」という返事が・・・。   あー、クランクプーリーが脱落し
ちゃったなーって。

トラックがあいにく使えない状態だったので迎えに行けず、お格様が
レッカーを頼んでうちまで車を運んで来ると、部品を外してみるとクラン
クプーリーが完全に脱落してました。タイミングベルトを脱落したプー
リーが押して、タイミングが4コマずれてます。
一応、タイミングベルトを正規の位置にかけ直してコンプレッションを測定
してみると、残念ながら3発とも圧縮は0・・・。残念。エンジンが壊れてい
ました。

F6Aでもカプチーノだけが、静粛性を上げるためにメーカーの設計の
方がおごったダンパー付クランクプーリーが古くなると、今回のように
アダとなってトラブルの原因に・・。

皆さんもご注意下さいね!