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12月××日 カプチーノのクランクプーリーが・・。
カプチーノのお客様が、「エンジン回転に合わせて変な音が出て・・。これ
から持って行って良いですか?」って電話が。

車をチェックすると、クランクプーリーのゴムダンパーが切れて脱落し始め
ているぞー!!って。一応、ここまでゆっくり走行してきて、エンジンも
かかっていたので、タイミングベルトまではダメージが及ばずホッ・・。
部品を取寄せて交換&点検すると、タイミングベルトカバーは脱落した
プーリーに、大分削られたけど、タイミングベルトとタイミングベルトカバーは
接触した形跡ガ無く、クランクとカムの合わせもズレが無くエンジン本体は
セーフ。本当ラッキー!

大分前だけど、同じ症状でタイミングベルトまで脱落したプーリーが押して
しまい、クランクとカムの合いが3駒位ずれて、エキゾースト側のバルブが
ピストンに突いてエンジンオーバーホールが必要になった車もあったので・・・。

今回はタイミングベルトカバーとクランクプーリーをダンパー無しのAZ1用に
交換して終了。本当に走行中早く気が付いて良かった良かった・・。
クランクプーリーがタイミングベルトカバー側に
脱落して、カバーに接触してま〜す。
12月×日  ミラのエンジン交換しました。
エンジンオイルがどこから漏れてるかも解らない程、エンジンや
ミッションがオイルまみれのミラのお客様が、エンジンを交換したい
という事でご来店。
本当にエンジンルームはオイルまみれで、こんなになるまでに
修理しよーよって泣きたくなるほど。作業する前にエンジンルーム
を洗浄し、エンジンを降ろしてから、まだ汚れてる所を再度洗浄し、
補機類を移動する際にパーツを洗浄し、と・・。通常の3倍の手間が・・。

ダイハツの場合エンジンリビルト屋で、リビルトエンジンが出るので、
リビルトエンジンを用意。タービンもリビルト品で交換する事に。
合わせてクラッチなども交換。作業に入って見ると、ドライブシャフトの
ブーツは切れてるし、タイロッドエンドブーツやロアアームのジョイント
ブーツも切れてるし・・。今までユーザー車検で自分で車検通してたと
いう事だけど、良く車検通ってるなーって超不思議!

結局結構お金かかったけど、エンジンルーム内は新品の様になって
またしばらくは大丈夫かな?
けど、定期点検は確実にして下さいね!!
綺麗なリビルトエンジン。。
降ろしたエンジン。もーオイルまみれでテロテロです。
タービンなんか、インペラーがすっごく重いよ〜。
クランクプーリーとタイミングベルトカバーを
外したところ。カバーが削れてます。
ダンパーゴムが半分切れてるクランクプーリー
のアップ。
ゴムダンパー無しのAZ1のクランクプーリー
を装着。
オイルでベトベトのミッション
補機類を移動して、これから車体に搭載
ブーツが切れてグリスが飛び出した
ドライブシャフト