ダイアリー’05.2

カプチーノＥＡ２１Ｒのお客様が車検で入庫。この機会に一式不具合
を調べてほしいと依頼が有りました。
まずＫ６Ａエンジンのカムカバーからオイル滲みが激しい！１番のプラ
グホールにオイルがチャプチャプにたまってるよ～！！１２万キロ走行
してる車両なので、パッキンがプラスチックの様に硬くなってる！！
ＰＣＶバルブのシール付近も結構オイルで汚れているので合わせて
交換しました。まーパッキン類は年数経つと硬化しちゃうから生が無い
かな・・。

次にサイドブレーキのキャリパー・レバーが方効き状態になって、ブ
レーキを結構引きずってる・・。車を押すとチョー重いこと！これじゃ
ガソリンを余計に消費して地球環境にもよろしくない？これもカプチー
ノの定番トラブルとかな・・。画像の様にサイドを戻しても、片方は引っ
張られた状態の位置で固着して戻らない状態です。これだと車検のテ
スターも制動力が出ないので不合格になっちゃいます。皆様の車も輪
留めをしてサイドを解除してホイールの隙間から覗いて、動きをたまに
点検して下さい。固着してしまってるので、この車両はキャリパーオー
バーホールしました。

その他、デスビキャップが割れていたり、プラグも電極が細っていたり、
クーラントも真っ赤になってたので交換したり、一式メンテしました。
皆さんのカプチーノは大丈夫？

このダイアリーで何回か紹介させて頂いた小野くんのワークスが、
昨年末に不運にも転倒してしまい、新たに車両を製作する事になり
ました。前ＣＡＲではオーリンズの足も決まり、各コースで自己ベスト
を更新していた矢先の出来事・・。残念・・。
転倒してしまった車両は板金しても１００万オーバーって感じなので
程度の良い車両に買い換えた方が確実という事で、走行距離も少な
めな車両を探して、ようやくＮＥＷＣＡＲが見つかり、製作開始。
この際、ＮＥＷＣＡＲは前ＣＡＲ以上にというか、前ＣＡＲでもう少しここ
を改善すれば・・。という点を詰めて製作しようという事になりました。

まー、簡単に言うとリヤ周りの剛性を上げるという点かな？
前ＣＡＲではバネレートもかなり高い物を使用していたので、Ｇの続く
コーナーでの挙動に少々不満が・・。という事でとりあえずスポット増
しを前回以上に追加で様子を見て、それでも足りなければ次の手を
という計画。
ただ、手を加えればそれだけ重量も増えるのでバランス的に様子を
見ながらという計画です。
今回はついでにアンダーコートも剥がして軽量化もしました。
アンダーコートで約８Ｋｇの軽量化です。

この後、前回同様にサイドシルにウレタンを充填して、６ｐロールバー
を組込します。

さてＮＥＷＣＡＲはどうなるか！お楽しみに！