なぜスターレットEP85にしたのか?
昨年のシーズン中、2003年からレギュレーションが変更となるという事で、車両の検討をしていました。
アルトで戦えるか?Newマシンが必要か?
色々検討した結論として、Newマシンを用意しようという結論に・・。
車両は?
まず、参加クラスは今まで通り、ナンバーの無い改造の自由度が高い改造車のクラスで4WDのクラスに参加するという計画で車両を選択する事にしました。
4WDの車両となると、実際に選択範囲が狭く、ダートラでメジャーな車両となると、ランサーやインプレッサがありますが、この辺の車両は皆が乗ってるので、どうせならちょっと珍しい車両で競技に参加したいのと、やっぱりランサーやインプレッサのハイパワー4WDはランニングコストも掛かるので、もっとライトウエイトの車両を使いたいという点で車両を選択するとスターレットの4WDが浮かび上がったのです。
競技車を製作する上で、使用する車両の競技用部品が手に入るか?とう条件が第一に
そして、パワーを出せるエンジン&パーツがあるか?
車体側の競技用部品が手に入るか?など選択に当たって条件がありますが、
スターレットならEP82のFF車はダートラでも以前はポピュラーな車種なので、ある程度は部品も用意できる。
また、車両規定で参加予定の改造車のクラスは、同一メーカーの他車両のエンジンに乗せ変えがOKなので、スターレットならEP82のターボエンジンを載せ、そのエンジンならチューニングによって250馬力位は出せるので、パワーの点ではOKかな?と
しかし、ネックは競技車では絶対に必要となるLSDの設定がどこにも無い事です。
こんな感じでほぼスターレットで・・。と考えていた頃、秩父のオートランド・ノアの社長とダートラ参戦時に話をしてると、「EP85うちに有るぞー」って事で、じゃーその車両をベースにやって見るか!と勢いで決定したのでした。
LSDを作っちゃえ!
さて、車をオートランド・ノアさんから引き取ってきて、色々情報を集めると、リヤはKP61用が装着出来るらしい事、フロントは基本的にリングギヤのサイズやミッションはFFと共通である事、などが解りました。、リヤはKP用が中古ながら手に入ったのですが、フロントはどうにもなりません。
そこで、フロントは最悪LSDケースを作ろうという事となり、まずはTRDのEP82用を中古で用意。純正の4WD用フロントデフを取り出して寸法取りをしました。
そして、TRDのFF用LSDを4WD用のデフに合わせケースを図面化すると、一部寸法上不具合が発生!
デフのサイドギヤがTRDのLSDはスラスト方向の力をLSDケースで受けているのですが、その部分が4WD用の場合右側がトランスファーと接続となり、その中をフロントドライブシャフトが貫通となるのですが、そのレイアウト上サイドギヤのスラスト方向の力を受ける部分がごくわずかな面積しか取れないのです。
図面を書きながら、「こんなんで大丈夫か?」と不安になり、LSDを製作している会社に勤めていた学生時代の先輩に相談すると、「たぶん焼きつくね・・」という回答。
方法としては、LSDケース内寸を絶妙なサイズとして、ディスクでスラストの力を受ければ何とかなるのでは?とアドバイスをもらうも、そんな絶妙な寸法を設定出来るか?なんて不安になり、LSDの開発の為にケースを作る訳じゃないので、なにか確実な方法はないか?と考え、他メーカーのLSDはどうなってるか調べて見ると・・。
クスコ製はサイドギヤをプレッシャーリングで受けてる事が判明。クスコ製を使用する方が確実か?と判断しクスコ製LSDをオーダー。しかし、なんと欠品中ということでLSDの図面化が遅れてしまいま〜す・・。

この様な図面書きなども行ってると、時間が結構かかりなかなか車両の製作が進みませーん!
だけど、回りの色々な方々に協力や知恵を拝借で感謝!って感じです。

果たしてどなる事やら・・。