ダイアリー’03.8.2

カプチーノが走行中に異常をきたし、エンジンルームを覗くとカムホルダーに
穴があいてしまったという事で、車を引き取りに行くと、写真の様な状態に・・。
だいぶ前にも１件同様なトラブルの車両があったけど・・・。

１０万キロ走行で、エンジンをオーバーホールしたいというところだったので
完全オーバーホールをする事に。
エンジンを下ろして見ると、ロッカーアームが一個脱落。バルブのリテーナー
も脱落してしまって、バルブは曲がってしまってました。
以前もまったく同じで、ロッカーアームを保持してるピンが折れて、ロッカー
アームが脱落してしまい、カムホルダーに穴を開けてしまう・・。
まー、めったに出るトラブルではないけれど、距離を走ってたり、しょっちゅう
サーキットなので高回転キープで走ってる車は交換しておいた方が良いの
かな？

お客様がサーキット走行会に出かけて走行をしていると、オレンジボールを出
されて走行中止を命じられ、友達に聞いたら「オイルふいてるぞー」って。

そんな車が修理で入庫。普段の走行では問題無いとの事。サーキットで数周
走ってたらフラッグ振られたと。
フロアを見ると下回りにオイルが結構付着している。
出どころをたどって行くと、クランクプーリー付近からオイルが・・。
レベルゲージを外してみると、Ｏリングが切れてるぞ！
全開で油温が上昇するのと、オイルパン内の圧が上がるのとでサーキット
走るとオイルが噴出しちゃうだなー。これじゃ。

こんな小さな部品のおかげで走行会がパー。何かかわいそう。
だけどコースにオイル撒き散らしちゃ皆の迷惑だし、危ないしね・・。
日頃のメンテが大切という事か・・。